男「猫をレンジに入れて乾かそうぜ!」女「きっとホカホカになるよ!」

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1:2017/04/13(木) 00:37:48.084 ID:
猫「ニャ~ン」ビッショリ…

男「あらら、ずぶ濡れだぜ」

女「やだ~、かわいそう」

男「だったら、猫をレンジに入れて乾かそうぜ!」

女「うん、やろうやろう! きっとホカホカになるよ!」


2:2017/04/13(木) 00:38:52.498 ID:
にゃめて

3:2017/04/13(木) 00:39:48.418 ID:
これ実話

6:2017/04/13(木) 00:41:17.167 ID:
>>3
そんな事すら書かなきゃ裁判になるっていうアメリカンジョークじゃなかったっけ

4:2017/04/13(木) 00:40:38.828 ID:
女「じゃ、入れるね」スッ

猫「ニャ~ン」

女「どのぐらいあっためる?」

男「900Wで10分くらいでいいかな」

女「オッケー!」ピッピピッ


5:2017/04/13(木) 00:41:05.812 ID:
レンチンガーの猫

7:2017/04/13(木) 00:43:04.172 ID:
ウイーン…

女「アハハ、回ってる回ってる」

男「これならきっと、すぐ乾くはずだ!」

女「体だけでなく、骨までホカホカになるよね!」

男「ああ、電子レンジのマイクロ波は体内まで温めるからな!」


8:2017/04/13(木) 00:45:12.664 ID:
ウイーン…

男「もうそろそろ10分だな……」ゴクッ

女「うん……」ドキドキ


9:2017/04/13(木) 00:45:32.281 ID:
その台詞もはや故意だろ

10:2017/04/13(木) 00:47:31.032 ID:
ピーピーピー

男「終わった……」

男「よし……開けるぞ」

女「ドキドキするね……」

男「さあ、どうぞ」ガチャッ


11:2017/04/13(木) 00:48:52.523 ID:
嫌な予感

12:2017/04/13(木) 00:49:31.821 ID:
漫画だったら猫耳美少女がでてくる

13:2017/04/13(木) 00:49:52.291 ID:
にゃーん(笑)

14:2017/04/13(木) 00:50:20.924 ID:
モワァ~…

猫「……」

男「あ、あの……」

女「いかがでしたでしょうか、猫さん?」

猫「……ぬるい」


15:2017/04/13(木) 00:51:02.058 ID:
良かった

16:2017/04/13(木) 00:51:28.756 ID:
優しい世界

17:2017/04/13(木) 00:51:39.519 ID:
!?

18:2017/04/13(木) 00:52:34.075 ID:
かわe

19:2017/04/13(木) 00:52:40.454 ID:
ここまで読み進めたお前らはPSYCHO-PASSだな

20:2017/04/13(木) 00:53:03.730 ID:
ワロタ

21:2017/04/13(木) 00:53:37.534 ID:
男「え……ッ」

猫「ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい、ぬるい」

女「あわわ……!」

猫「ぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるいぬるい」

男「あ……ああ……」ガタガタ…

猫「ぬるすぎるわァッ!!!」


22:2017/04/13(木) 00:54:58.887 ID:
訴訟の話かと思ったのに

37:2017/04/13(木) 01:19:39.641 ID:
>>22
よかったじゃん
そっちの方向に向かってるぞ

23:2017/04/13(木) 00:55:15.597 ID:
斜め上な展開で困惑

24:2017/04/13(木) 00:56:22.679 ID:
高校の時授業でマイクロ波が戦争で使われるかもって話思い出した

25:2017/04/13(木) 00:56:37.107 ID:
シャベッタアアアアア

26:2017/04/13(木) 00:57:25.450 ID:
猫「貴様ら、こんなオモチャで吾輩を乾かそうと思ったのか!?」

猫「こんなものでは10分どころか100分入ったところで、どうにもならぬ!」

猫「吾輩の肉体は乾かせても、ずぶ濡れの心までは乾かせぬわァッ!」

猫「貴様ら、吾輩の精神的湿度をナメておるのかァァッ!」

男「ひ、ひいいっ!」

女「申し訳ありません!」


27:2017/04/13(木) 00:58:45.975 ID:
プププしゃかもとまた電子レンジで温められてる

28:2017/04/13(木) 01:00:25.497 ID:
猫「そう……ずぶ濡れの心までは……乾かせぬのだ……」

『ニャ~ン』

『ごめんね、ごめんね……ぼくがバカだったせいで……』

猫「……」


29:2017/04/13(木) 01:04:11.598 ID:
猫「吾輩を失望させた罪は重い。覚悟はできておろうな?」ギロッ

男「ヒイッ、お待ち下さいませ!」

猫「弁解か……述べてみよ」

男「有り難き幸せ!」

男「今回の不祥事、おそらく電子レンジのパワーが不足していたのが原因かと……」

猫「レンジが悪いと申すのだな」

男「は、はいっ!」

女「そうです! 私たちは悪くありません!」


30:2017/04/13(木) 01:06:06.292 ID:
このネコ絶対ムキムキだろうな

31:2017/04/13(木) 01:07:17.048 ID:
猫「……」

男「……」ガチガチガチ…

女「……」ドキドキドキ…

猫「ならば訴訟だ」

男「え……ッ」

女「ま、まさか……」

猫「この電子レンジのメーカーに訴訟を起こせィッ!!!」

男女「は、ははーっ!」


32:2017/04/13(木) 01:08:07.802 ID:
ワロタ

33:2017/04/13(木) 01:12:05.551 ID:
地方裁判所――

猫「ゆくぞ」ニャン

男「あ、あの……」

女「私たちもご一緒して、よろしいので?」

猫「当然だ」

猫「裁判はハードな務め……猫の手も借りねばならぬ」

男「ははーっ!」

女「光栄ですわ!」


34:2017/04/13(木) 01:14:47.757 ID:
猫「それにしても狭い裁判所だ。開放感がなく、窮屈でかなわぬ」

猫「まるで猫の……」

猫「猫の……」

猫「えーと……猫の……」

男「猫の額ですか?」

猫「知ってた!!!」


35:2017/04/13(木) 01:18:16.688 ID:
男「あっ……来ましたよ」

女「電子レンジメーカーの社長と弁護士だわ!」

猫「ほう……」

社長「クックック、愚かなるユーザーが訴訟などを起こしたか」

社長「あのようなクレーマーは徹底的に叩き潰さねば気が済まん。頼みましたぞ、先生」ニヤッ

弁護士「……お任せ下さい」


36:2017/04/13(木) 01:19:27.446 ID:
カスタマー

38:2017/04/13(木) 01:22:19.678 ID:
女「社長は傲慢そうで、弁護士は冷酷そうで、手強そうね……」ゴクッ

男「でも、大丈夫さ! こっちには猫さんがいる! ですよねえ!?」

猫「にゃ、にゃん」

男(借りてきた猫のように大人しくなってる!)

男「肉球に猫という字を書いて飲み込むと、緊張がほぐれますよ」

猫「迷信は好かぬ」ジロ…

男「も、申し訳ありませんッ!」

猫(やっぱりやってみるか)カキカキ ゴクン


39:2017/04/13(木) 01:23:18.543 ID:
猫さん可愛い

40:2017/04/13(木) 01:25:24.475 ID:
裁判長「原告・被告ともに揃ったようですね」

裁判長「これより裁判を始めます」

裁判長「両者とも、サイバンマンシップに乗っ取り、正々堂々弁論を繰り広げて下さい」

裁判長「では……まずは原告からどうぞ」

猫「うむ」


41:2017/04/13(木) 01:28:26.180 ID:
猫「吾輩はこの二名に命じて、吾輩の体と心を電子レンジにて乾かそうとした」

猫「しかし……心は結局乾かなかった」

猫「これは貴様らメーカーの電子レンジのパワー不足のせいである! 断じて許せぬ!」

猫「よって、猫の日にちなんで慰謝料を222万円要求する」

社長「なるほどなるほど……そうきたか」

社長「クックック……」

社長「ハッハッハッハッハ……」


42:2017/04/13(木) 01:28:54.071 ID:
ガキが建てたスレなの?

43:2017/04/13(木) 01:31:34.865 ID:
社長「反論できません!!!」

猫「む!?」

男「え!?」

女「なんですって!?」

社長「この裁判……我々の敗訴です」

社長「今すぐ慰謝料を払わせていただいまするぅ~~~~~~!」

裁判長「むう……これは……早くも決着――」

弁護士「お待ち下さい」


44:2017/04/13(木) 01:33:23.853 ID:
どうした社長

45:2017/04/13(木) 01:34:45.908 ID:
社長「弁護士君、無駄だ! 終わりだ! Mr.キャットの理論は完璧すぎる!」

社長「ここは慰謝料を払うしかない! それしか我が社の生き残る道はないのだ……!」

弁護士「そんなことはありません」

弁護士「原告に申し上げる」

弁護士「電子レンジとは本来、食品を温めるためのもの」

弁護士「こちらとしては、生きてる猫を入れることなど全く想定していない!」

弁護士「よって、慰謝料など払う必要はこれっぽっちもない!」

社長「弁護士君、それは屁理屈だよ! 詭弁だよ!」

猫「ぬう……」


46:2017/04/13(木) 01:38:22.750 ID:
猫「なにを申しておるか」

猫「あの電子レンジの説明書には、“猫を入れてはいけません”とは書いてなかった!」

男「そうだそうだ!」

女「その通りよ!」

猫「説明書に書いてない以上……貴様らには“説明不足”という罪がある!」

社長「まさしくその通りだ……完璧だ……! 今すぐ慰謝料の用意を……」

弁護士「……」


47:2017/04/13(木) 01:41:53.121 ID:
弁護士「説明書に書いてなかった? ――ハッ、そりゃそうでしょう」

猫「な、なにっ!?」

社長「な、なんだと!?」

弁護士「常識で考えてみて下さい」

弁護士「さっきもいいましたが、電子レンジとは食品を温めるための家電製品……」

弁護士「いくら説明書に書いてないからといって、猫を入れる人はいませんよ」

弁護士「入れる人がいるとしたら、そりゃただのバカです」

弁護士「ましてや、自分から入るなど……」

弁護士「あなた……よほどの バ カ なのでは?」

猫「ぬ、ぬう……ッ」


48:2017/04/13(木) 01:42:11.280 ID:
社長はなんなんだよ

49:2017/04/13(木) 01:45:24.356 ID:
社長「君、お客様に失礼だぞ! 訂正したまえ! 慰謝料を払おう!」

弁護士「あんたは黙ってろ、バカ社長。今が勝訴か敗訴かの分水嶺だ」

社長「ひゃ、ひゃいっ!」

弁護士「ウチの製品は常識をわきまえた人向けの製品」

弁護士「常識のないバカを想定していたら、説明書を広辞苑ばりにブ厚くしなければならなくなる!」

弁護士「よって、説明書にいちいちそんなもの書く必要はない」

弁護士「電子レンジで猫を温めたなどという事例に、慰謝料を払う必要は一切ない!」

猫「わ、吾輩は……吾輩は……ッ!」


50:2017/04/13(木) 01:45:48.034 ID:
>>49
かわいい

51:2017/04/13(木) 01:45:51.878 ID:
こういうの好き

52:2017/04/13(木) 01:47:59.568 ID:
着地点が全く見えない

53:2017/04/13(木) 01:48:19.431 ID:
弁護士「ウチの会社の客に……バカはいらんのだ!」

弁護士(そう、バカはいらない)

『ごめんね……うちのアパート、ペット禁止だって知らなくて……』

『ごめんね、ごめんね……ぼくがバカだったせいで……』

弁護士(バカは悲劇しか生まない)

弁護士(だから私は猛勉強して、弁護士になったのだ!)


54:2017/04/13(木) 01:49:05.216 ID:
名作な予感が

55:2017/04/13(木) 01:50:00.686 ID:
なんだこれ…

56:2017/04/13(木) 01:51:27.630 ID:
弁護士「認めるのですか? あなたはバカだと」

猫「わ、吾輩は……吾輩は……ッ」

猫「吾輩はバカである!!!」

男「猫さん……!」

女(こんな弱々しい猫さんを見るのは初めてだわ……)

ザワザワ……

「決まったな」 「さっすが敏腕弁護士だぜ……」 「あの猫も善戦したけどな……」


57:2017/04/13(木) 01:53:20.485 ID:
猫が捨てられた猫だったってオチか?

58:2017/04/13(木) 01:54:45.932 ID:
弁護士(もはや勝訴は見えた……ダメ押しといこう)

弁護士「あなたの心とやらは、なぜ濡れていたんですか?」

弁護士(どうせバカな理由だろう……それを叩きのめして完全勝利をもぎとる!)

社長(弁護士……なんて外道な! 卑劣なッ! 許せないッ!)

男「猫さん……ッ!」

女「猫さん……」

猫「分かった……全てを話そう」


59:2017/04/13(木) 01:56:39.632 ID:
猫さん…

60:2017/04/13(木) 01:56:41.834 ID:
社長はなぜ一瞬で論破されたのか

61:2017/04/13(木) 01:56:49.595 ID:
なんやこれは

62:2017/04/13(木) 01:57:08.842 ID:
猫「30年前のことだ」

裁判長「ずいぶん長生きな猫ですな」

猫「吾輩は当時、捨て猫でな。未熟ゆえ人間の言葉を話すこともできなかった」

猫「なすすべなく寒さに震えていた時、ある心優しい少年に拾われたのだ」

弁護士「!」ピクッ

猫「だが――」


63:2017/04/13(木) 01:57:44.772 ID:
気持ち悪いスレだな

64:2017/04/13(木) 02:02:02.347 ID:
猫「その少年のアパートは……ペット禁止だった」

猫「少年は両親にこっぴどく怒られてしまった」

猫「だからその少年は……吾輩を再び捨てることになったのだ」

弁護士「……」ハァハァ

社長「弁護士君? どうした? お水飲む?」

弁護士「ぐっ……」

弁護士「つまり、あなたの心は……その少年を憎み恨んで……30年間ずぶ濡れだったと?」

猫「……」

弁護士「そうなんだろう!? ハッキリいってくれ!!!」


65:2017/04/13(木) 02:04:20.044 ID:
スレタイの二人が空気ですよ先生

66:2017/04/13(木) 02:06:05.734 ID:
猫「そうではない」

弁護士「!!!」

猫「あの時の少年の悲しそうな顔……今でも忘れられぬ」

猫「吾輩は一瞬拾ってもらっただけでも嬉しく、再び捨てられたことなど微塵も気にしていなかった」

猫「だが、当時の吾輩にそれを伝える術はなかった」

猫「だから、あの少年は今でもあの出来事を悔いているのかと思うと――」

猫「吾輩の心はびしょ濡れになってしまうのだ……」

男「猫さんにこんな過去が……」

女「だからいつも、体を水で濡らしていたのね……自分を罰するために……」


67:2017/04/13(木) 02:07:06.094 ID:
猫さんかっけえ

68:2017/04/13(木) 02:07:14.097 ID:
見てるぞ

69:2017/04/13(木) 02:09:02.593 ID:
さえん

70:2017/04/13(木) 02:09:21.058 ID:
弁護士「……」

弁護士「……私なんだ」

猫「え?」

弁護士「その時の少年は……私なんだッ!」

猫「おお……! そういえば面影がある……!」

弁護士「君こそ……すっかり貫禄がついていて、話を聞くまで全然気づかなかった……!」


71:2017/04/13(木) 02:12:24.489 ID:
猫「ようやく……会えた……」

弁護士「ごめんよ……あの時は捨ててしまって……」

弁護士「私がバカだったから……ぬか喜びさせて……」

猫「なんの……これっぽっちも気にしてないさ……」

弁護士「大きくなったね……」

猫「ニャ~ン……」

ギュッ…

猫(やっと……吾輩の心が……乾いた……)


72:2017/04/13(木) 02:13:25.789 ID:
イイハナシカナー?

73:2017/04/13(木) 02:14:31.714 ID:
ちくしょういい話にしやがって

74:2017/04/13(木) 02:15:07.110 ID:
高橋邦子みたいなノリ

75:2017/04/13(木) 02:17:11.813 ID:
誰がスレタイからこの展開を予想できただろうか

76:2017/04/13(木) 02:17:39.054 ID:
――

弁護士「本当にいいのかね?」

猫「ああ……今さら飼い猫になるというのも照れ臭いしな」

猫「吾輩はこれからも野良として生きていくよ」

猫「それに……今はこのバカップルの親分みたいなものになってるしな。こいつらを放ってはおけん」

男「てへへ……」

女「えへへ……」

弁護士「そうか……ならば君を飼うのは諦めよう」

猫「しかし、いずれ貴公の事務所にも立ち寄らせてもらおう」

弁護士「おいしいキャットフードを用意して待っているよ!」

猫「楽しみにしておこう」

弁護士「ああ、あと……これは社長からの慰謝料だ」サッ

猫「和解したのになんで慰謝料?」

弁護士「まあ……そういう人なのだ。受け取ってあげてくれ」


77:2017/04/13(木) 02:21:30.242 ID:
男「さ、行きましょうか、猫さん」

猫「うむ」ニャン

女「ところで、もらった慰謝料はどうするんです?」

猫「ふむ……吾輩が金をもらったところで猫に小判だからな……」

猫「捨てられた動物たちを保護する団体などに、寄付するとするか」

男女「さっすが猫さん!」

猫「吾輩は……猫である!!!」

おわり


78:2017/04/13(木) 02:26:09.331 ID:


79:2017/04/13(木) 02:28:29.249 ID:
感動した

80:2017/04/13(木) 02:29:19.182 ID:
おつおつ
イイハナシダナー

81:2017/04/13(木) 02:30:22.838 ID:
乙である!!!!

82:2017/04/13(木) 02:35:18.485 ID:
これは名作

83:2017/04/13(木) 02:37:26.610 ID:
社長のイケメンだけが印象に残るwww